視点を変えて物事を考えて「みたくて」

波乱万丈の人生を送るおっさんのブログ

気づかないうちに「いい人」は損をして、自分を見失っている

かれこれ20数年前、一人の女性に言われ言葉が、ようやく最近になって飲み込めるようになりました。その言葉「いい人なんだよねぇ」。←これについては別記事

いい人 = 自分自身を制御 = 自分を他者として演じる

つまり、いい人は、自分にとっては良くない人。

 

もう「いい人」になるのはやめなさい

もう「いい人」になるのはやめなさい

 

いい人の条件

「人と争わないようにしよう」

「優しく扱はなければダメ」

「嫌われないようにしよう」

「迷惑かけないようにしよう」

この条件をまとめて言うと、「自分を抑えて、相手に合わせて」

 

いい人の前提は「優しい人」

優しいというのはとっても素敵な事であると私自身、おもうところですが、その裏腹には「いい人」になってしまう恐れがあり、そしてもっと悪い言葉でいうと「うまく利用され、不必要になったら捨てられる」となります。

 

だからまず優しい人をやめる

優しさは思いやりであり、人間関係の構築には必要不可欠な想いであることでしょう。その思いやりの強い人は、きっとどこかしらで「我慢」してしまっていはずです。「我慢」して、「誰かのために」「その人が幸せになってくれるなら」「あいつが満足できるなら」は自己満足でしかすぎず、そしてその自己満足は、本当の満足ではないです。そもそも「我慢」という忍耐をしている以上、満足を勝手に装って、自分自身に嘘を植え付けてることでしかならないからです。たまにはいいと思う。でも、何かに付け加えて、優しさを演じるのはやめて、自分自身をさらけ出しましょう。

 

そうなると「嫌われる」と思ってしまう

これまで優しが一つの取り柄で、その優しさに今の仲間や仕事、恋人がいるのかもしれません。そして、その優しさを捨てた瞬間に「いなくなってしまう」という孤独感が頭と胸を過るでしょう。でも、世の中、断捨離です。さみしさや孤独感がその一時、感じるかもしれません。でも、孤独感は一時。長く感じるかもしれないけど、今になっては絶対「よかった」と感じます。

 

またこんな考えも得られる

「優しさ」は一つの取り柄であって、あなたの他の取り柄を好きで愛してくれている人は、優しさを捨てたところで一緒にいてくれます。「お前変わったな」という言葉を発する人は、既に友達ではないです。何一つ変わっていないのですよ。ただ単純に優しさをまき散らすのをやめるだけですから。元々のあなたを知っている方はおそらく何も変わっていないと思うでしょう。あなたの優しさだけを見ている人は離れていくでしょう。それはそれで、本当の友達を見つけ出せるチャンスではないでしょうか!

 

仕事がつらい、でも辞めると「迷惑がかかる」

キャリアビジョンが誰しも明確でなくても持っているものです。こうゆうことしたい、こんなことをしたい。それを押し殺している時点で、既に「いい人」になっています。会社はどんな状態になっても対応できるように、経営者がしっかり経営をしてなければなりません。「お前が辞めたら会社は困る」は建前。現実的には「採用準備をしなきゃ」と思っています。だから、仕事がつらいだけで辞めるのはどうかと思いますが、何かしらの目的があれば、即日辞め、空いた時間でこれからのことを考え、行動すべきです。「いい人」はここの一歩が踏み出せないから、次のステップが踏み出せなくて、いつまでも我慢してしまうのです。

 

ターニングポイントを見落とす

人生の中でターニングポイントがあると良く聴きます。「いい人」となっていると、そのターニングポイントを見落とし、「後悔」というネガティブ意識が生れてしまいます。なぜ、「いい人」は見落としてしまうのか、それは既にお伝えした通り、「相手に合わせ、自分を抑えて」しまっているからです。つまり、自分のことは後回し。チャンスというのは、どこで落ちているかわかりません。それを掴み取るのは、他の誰でもなく自分自身。当たり前なことかもしれないけど、他者の心配をしたり、優しさをまき散らしたり、いい人になっていると、そのチャンスを言うまでもなく掴み取れず、いつまでたっても現況が変わらない。

 

現況を変えるために

今、この状況を変えたい!という想いがあるのであれば、「いい人」を捨ててしまいましょう。孤独感何って、すぐに過去の笑い話。争いがあってもそれも過去の笑い話。会社は勝手に動きます。嫌われたら、その嫌われた人と連絡をとらなければいい、LINEから削除してしまえばいい、SNSから削除してしまえばいい。全て笑い話になります。なぜなら、「いい人」をやめた瞬間から、自分の充実感が得られていくから。

 

最後に

責任感がないなという人に限って責任感がありません。そして自分はやっていると思っている人に限って対してやっていません。良くできる人だ!って思う方はの本当の姿。その人は「いい人」集団に支えているだけの話。

 

そんな「いい人」辞めちまえ!