求人サイトは半ば半分
べらぼーに高い電車賃のゆりかもめで移動中のサカタです。
さて、最近の求人サイトについて疑問があり、そのことについて話しますが、転職、就職中の方にお役に立てればと。
ライディングという拡大表記
求人サイトを見ているだけでは全くわからないことかもしれません。
既にご存知のとおり、「求人サイト」は「無料」で利用できるwebサービスです。
「求人サイト」ではありますが、
企業の「広告場所」でもあります。
つまり、広告サイトだとサカタは感じています。
企業はそのサイトの「枠」を利用して、求人を掲載します。
「枠」は大中小のように利用金額が違い、そしてトップに掲載できるようなオプションもあります。
そこまでは、
ほとんどの方が知っていて、
あなたも知っているかもしれません。
ただ、その「枠」は「文字数」が決められていて、かつ男女均等法や雇用均等法などの法にも関わるため、文字制限に加え、文言制限もあるわけです。
すると、その文字数にピッタリできるように、企業が求める人物像を上手く表記するわけですが、その表記が「拡大」しています。
人事責任者として
サカタは以前、偉そうな役職を付けていただき、採用に参加していました。
その際、立ちはだかる「枠」の金額。
たかいっすよ。あれ。
一番安い「枠」にした結果、いかにもエネルギッシュバリバリ系求む!みたいな内容に。
いや、確かにそうゆう風な人を求めていましたが、それに併せて掲載する「待遇」のバランスに悩まされていました。
文字を読み、これまでの経験や情報に基づいてイメージするのが「人」。
バリバリのイメージはどうでしょう?
高待遇
これを連想してしまいます。
が、
高待遇にしたいのは山々というのが、
中小企業かつ下請けの実態。
でも、より良い人材が欲しいのは同じ。
てことは、
バランスを維持するために記載する内容は、やはり高待遇の「ニュアンスになるのです。
このニュアンスをどう表記するかわかりますか?
◯◯円〜◯◯円。
そして、
年収例。
入社◯年、◯◯万円。
という、理想と実際儲かってたときの年収。
ヒトは年齢と経験と情報で自分の年収をイメージして決めます。
あるいはwebサービスにもある、「あなたの年収計算」で想像します。
すると、結局、
最高額の記載を意識して、
面接を受け、労働条件をみたときに、
「はじめて」違うと認識しはじめるわけです。
でも、そこは上手く人事担当あるいは経営者が伝えます。
優秀な人材は欲しいわけですから当然な行動です。
しかし、「気がついたら職歴に傷となる可能性」も否めません。
勘違いした本人が悪いか
「よいか、悪いか」という言葉は適切ではないですが、本人は決して勘違いしただけであり間違ってはいません。
では、
掲載企業が悪いか
というとそれもまた違います。
企業は収支のバランスでピンポイントコストを考えるわけですから、
求人に力をいれたいけど、「枠」の「コスト」には勝てません。
2週間掲載で何十万もするわけです。
つまり、原因は?
求人サイトというwebサービス
枠の考えは、
ビジネスとして大切なことかもしれません。
でも、この求人サイトの利用者は、
優秀な人材が欲しい企業と、
待遇面も含め魅力ある企業への就職を願う個人です。
そして、さらに落とし込めば、
もしかすると、その人材による新しい価値の発見、あるいは売上爆増になるかもしれないという点。
また、求職者が「二度と転職しない天職、人生最高の仲間や経営者との出会い」になるなもしれないという点。
のきっかけ。
その「きっかけ」であるwebサービスの掲載内容を盛ってしまえば、「間違った、意図しないイメージ」になり、
その機会もなくなるということです。
とはいえ、
既に就職や転職といえば、
とイメージしてしまうでしょう。
そこで最後に求職者へ一言。
掲載内容は半ば半分。
これを意識して、面接時に良く質問をしてください。
質問の機会がない企業はいかない。
これも徹底してください。
そして、頭が真っ白になるようなこともあるとは思いますが、質問、疑問は頭に描くのではなく、かならず浮かび上がったら、紙とペンでメモ!
ビジネスの基本。
メモを取る。
脳に描いたことは、「つもり」になっています。
と、長くなるので、
まとめ。
まとめ
求人サイトは半ば半分